郵便局で総務の仕事をしている妻。
最近は年末年始の短期アルバイトの募集関係で忙しくしてるようです。
老若男女多くの方が応募してくるので、なかには面白い人も。
そこで、少しご紹介。
(その1)
数日前にはがきで応募があったお年寄りの家へ面接の日時を電話連絡したときのこと。奥様がお出になったので旦那さんからアルバイトの応募があった旨をお伝えすると思いっきり疑い深そうに対応され、それでもなんとか旦那さんにつないでくれました。ところが電話口に出た旦那さんも「何の用だ」と言わんばかりに不機嫌。
なんだかよくわからないけど、とりあえず面接日時を伝えました。そうしたら、
「その時間はもう暗いんだよな。もっと早い時間にできないのか」
当日は履歴書を持ってきて欲しいというと、
「適当でいいんだろ?」
「いえ、面接ですからしっかりと書いてきていただかないと」
「あんまり書くと個人情報だからなあ、マズイだろ?」
「……。あの、文具店で売られている一般的な履歴書で構いませんので、お願いします」
「プライバシーの問題があるからなあ」ブツブツブツ……。
結局、その人面接日時に現れなかったそうです。
(その2)
いよいよ募集締め切りも迫り、新聞の折り込み広告で【急募】したところ。
広告を打ったその日の早朝、ひとりのおじさんが事前連絡もなく履歴書を手に息咳き込んで駆けてきて、「急募っていうから、取るものもとりあえずやってきた」と。
後日に面接日時を設定して、その日は帰っていただいたそうです。