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2月の読書

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:878ページ
ナイス数:27ナイス
http://bookmeter.com/u/290735/matome?invite_id=290735

■嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え
★★★★
読了日:2月14日 著者:岸見一郎,古賀史健
http://bookmeter.com/cmt/54147777

  • ユダヤ教の教えに、こんな話があります。「10人の人がいるとしたら、そのうち1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」と。 このとき、あなたを嫌う1人に注目するのか。それともあなたのことが大好きな2人にフォーカスをあてるのか。あるいは、その他大勢である7人に注目するのか。人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。
  • もしも人生が山頂にたどり着くための登山だとしたら、人生の大半は「途上」になってしまいます。つまり、山を踏破したところから「ほんとうの人生」がはじまるのであって、そこに至るまでの道のりは「仮のわたし」による「仮の人生」なのだと。
  • 仮にあなたが山頂にたどり着けなかったとしたら、あなたの生はどうなるのでしょう? 事故や病気などでたどり着けないこともありますし、登山そのものが失敗に終わる可能性も十分にありえます。「途上」のまま、「仮のわたし」のまま、そして「仮の人生」のまま、人生が中断されてしまうわけです。いったい、その場合の生とはなんなのでしょうか?
  • 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。そしてふと周りを見渡したときに「こんなところまで来ていたのか」と気づかされる
  • バイオリンというダンスを踊ってきた人のなかには、そのままプロになっている人もいるでしょう。司法試験というダンスを踊ってきた人のなかには、そのまま弁護士になっている人もいるでしょう。執筆というダンスを踊り、作家になった人もいるかもしれません。もちろん、それぞれ別の場所に行き着くこともあります。でも、いずれの生も「途上」で終わったわけではない。ダンスを踊っている「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。
  • 人生全体にうすらぼんやりとした光を当てているからこそ、過去や未来が見えてしまう。いや、見えるような気がしてしまう。しかし、もしも「いま、ここ」に強烈なスポットライトを当てていたら、過去も未来も見えなくなるでしょう。
  • われわれはもっと「いま、ここ」だけを真剣に生きるべきなのです。過去が見えるような気がしたり、未来が予測できるような気がしてしまうのは、あなたが「いま、ここ」を真剣に生きておらず、うすらぼんやりとした光のなかに生きている証です。
  • 未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。「いま、ここ」を真剣に生きていたら、そんな言葉など出てこない。
  • たしかに、人生を物語に見立てることはおもしろい作業でしょう。ところが、物語の先には「ぼんやりとしたこれから」が見えてしまいます。しかも、その物語に沿った生を送ろうとするのです。わたしの人生はこうだから、そのとおりに生きる以外にない、悪いのはわたしではなく、過去であり環境なのだと。ここで持ち出される過去は、まさしく免罪符であり、人生の嘘に他なりません。
  • 「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくことです。
  • たとえば、大学に進みたいと思いながら、勉強しようとしない。これは「いま、ここ」を真剣に生きていない態度でしょう。もちろん、受験はずっと先のことかもしれません。なにをどの程度勉強すればいいのかわからないし、面倒に感じるかもしれません。しかし、毎日少しでもいいから、数式を解く。単語を覚える。つまりはダンスを踊る。そうすると、そこには必ず「今日できたこと」があるはずです。今日という1日は、そのためにあったのです。決して遠い将来の、受験のために今日があるのではありません。
  • 人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。過去を見て、未来を見て、人生全体にうすらぼんやりとした光を当てて、なにか見えたつもりになることです。

ブラック・ジャック (3)
★★★
読了日:2月18日 著者:手塚治虫
http://bookmeter.com/cmt/54223292

花桃実桃 (中公文庫)
★★
読了日:2月27日 著者:中島京子
http://bookmeter.com/cmt/54448806

  • 誰かの役に立ちたいなら、誰の役に立ちたいのか考えるべきだよ


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